マサチューセッツ大学ボストン校University of Massachusetts Boston

ロケーション
ボストン, マサチューセッツ州
タイプ
州立
設立年
1964
総学生数(学部生数)
15,989(12,595)(1)(2)
教職員数
1,135(3)
学生-教職員比率
11 : 1(2)(3)
学生男女比率
43 : 57(2)

Overview

マサチューセッツ大学ボストン校(University of Massachusetts Boston(UMass Boston))は、国際的な学園都市ボストンを代表する公立研究大学。

比較的小規模の大学で、Boston Harbor に面したモダンな校舎群が美しいです。

9学部100以上の学科を擁し、ヨーロッパからの留学生も多く、国際色豊かな大学です。
John.F. ケネディの名を冠した国立博物館が併設されています。

マサチューセッツ大学ボストン校

Photo by bostonphotosphere (CC BY 2.0)

公式YouTubeビデオ

Ranking

World University Rankings 2022The Times Higher Education
201–250
QS World University Rankings 2022The QS Top Universities
651-700
US College Rankings 2022The Wall Street Journal/Times Higher Education
359
2022 Best National University RankingsUS News Best Colleges
227
2022 Top Public SchoolsUS News Best Colleges
112
America's Top Colleges 2021Forbes
385

Tuition & Fees

2020春 留学生の年間学費(フルルタイム 1学期12単位以上)Undergraduate Tuition and Fees (Full-time 12 credits or more) Spring 2020

学費Tuition
34,649
技術手数料Technology Fee
350
留学生手数料International Student Fee
330
健康保険料(春学期のみ)Health Insurance (Spring Only)
1,496

上記費用は、マサチューセッツ大学ボストン校「Undergraduate Tuition and Fees (Full-time 12 credits or more) Spring 2020」より抜粋しております。その他の費用および詳細は、マサチューセッツ大学ボストン校ウェブサイトをご覧ください。

上記費用は、見積であり、最新の費用ではない場合がございます。大学ウェブサイトでご確認いただくかNIC事務局までお問い合せください。

Academic Programs

設置学部学科

数理学部

生化学、生物学、バイオテクノロジー、化学、化学(ACS認定)、クリーンエネルギー&サステナビリティ、コンピュータ工学、コンピュータサイエンス、電気工学、工学物理学、環境生物学、環境科学、環境の地理空間分析とモデリング、情報技術、数学、物理学

環境学部

コミュニティ開発学、環境科学、環境学&サステナビリティ、クリーンエネルギー&サステナビリティ、環境人類学、環境生物学、環境化学

教育人間開発学部

アジア系アメリカ人研究、早期教育&ケア、スポーツリーダーシップ&管理、UTech教育プログラム

経営学部

経営学、情報技術

リベラルアーツ学部

アフリカーナ研究、アメリカ研究、人類学、アラビア研究、考古学&歴史学、アート、アジア研究、中国語、映画研究、西洋古典言語、西洋古典研究、認知科学、コミュニケーション学、クリエイティブライティング、犯罪学&刑事司法、異文化東アジア研究、ダンス、東アジア言語、経済学、英語、環境人類学、倫理社会政治哲学、フランス語、ドイツ研究、歴史学、人権、ヒューマンサービス、スペイン語教職初期ライセンス、国際関係学、イタリア語、日本語、労働学、ラテンアメリカ&イベリア研究、ラテンアメリカ研究、ラテン系研究、言語学、音楽、ネイティブアメリカン&先住民研究、哲学&公共政策、哲学&法学、哲学、政治学、ポルトガル研究、プロフェッショナル&ニューメディアライティング、心理学、公共政策、宗教学、ポルトガル語、科学、医学、社会心理学、社会学、南アジア研究、スペイン語、演劇芸術、教師免許プログラム、女性&ジェンダー&セクシュアリティ研究

看護健康学部

看護学、運動健康科学

については個別にお問い合わせください。

マサチューセッツ大学ボストン校ウェブサイトより抜粋した2020年7月現在の設置学部学科です。最新のものではない場合がございます。

設置学部学科の詳細については、マサチューセッツ大学ボストン校「Academics」ページをご覧ください。

学士号課程以外の大学院課程、ファウンデーションコース等については、個別にお問い合わせください。

Alumni Message

マサチューセッツ大学ボストン校へ進学した先輩の留学体験談

Yasuaki Kaga

マサチューセッツ大学ボストン校
理学部化学科&環境科学科ダブルメジャー
NIC 第20期生 / 熊本県立人吉高校出身

やる気さえあれば、助けてくれる人が必ず、いる。
留学が初めての海外

美しいBoston Harbor に隣接した、近代的なキャンパスをもつマサチューセッツ大学ボストン校で化学と環境学を学ぶ加賀さんは、高校時代は文系だった。「日本では文系から理系の大学に行くことはほとんど無理ですが、アメリカであれば自由に選べると聞いて、NICに決めました。」それまで海外旅行も経験したことがなかった加賀さんにとって、留学が初めての海外であった。

一番下のクラスからのスタート

NICでは、一番下のHBからスタートした。「英語漬けの日々、同じ目標をもった仲間がいたからがんばれたのだと思います。」

大学もアジア系よりもヨーロッパからの留学生が多い。「地質学のフィールドトリップで、ニューハンプシャーに行ったのですが、その時のグループのメンバーも、出身国が、アメリカ、ブラジル、イタリア、フィリピン、南アフリカ、そして日本(笑)。」

高校時代は、とても内気で、人と接することもできなかったという加賀さんだが、「NICでは、まわりもとてもオープンな人が多くて、人と触れ合えるようになったのがとても大きいです。アメリカに来て、さらにそれが強くなりました。」

Yasuaki Kaga
アメリカの一番いいところは、選択肢が広がること

現在、大学から、電車とバスを乗り継いで1時間程度のところのアパートに下宿しているという。
「自然がいっぱいで、自宅の周りでは、七面鳥やうさぎ、時には鹿にも出会うことができます。」
勉強以外にも、日本語クラスのチューターをやっている。時給12ドルで、8人を面倒見ており、月400ドルくらいの収入になるという。「高校の時は、国語は赤点だったんですけどね~。なんとか、頑張っています。こっちの学生はみんな熱心で、1学期日本語のクラスをとっただけでみんなペラペラ。自分は中高6年勉強しても英語は全然話せなかったのに(笑)。チューターの仕事をやってみて、教えることも好きだということもわかったので、将来は大学の講師もやってみたいです。」

加賀さんは、来年の卒業を目の前にして、日本国内の大手臨床・治験データ会社から内定をもらっているが、第一志望は、アメリカに残って働くことだという。「大学院に残って化学の研究をするか、あるいは働くか。日本では博士をとっても仕事がないと言われますが、こっちでは、学部卒でも、初任給月60万円くらいからスタートできるとも聞きました。先生ともいろいろ相談して決めたいと思っています。」

アメリカの一番いいところは、選択肢が広がることだという。「あとは、やりたいことがあれば、またやる気さえあれば、助けてくれる人がたくさんいるということ。」

Yasuaki Kaga
ほんの少し、道を変えただけで、未来が大きく開けてくる

発言をしなければならない授業だからこそ、自分の意見も言えるようになった。「この前、ボストンでキャリアフォーラムに参加したのですが、日本の大学から交換留学で来ている学生は、企業説明会でもほとんど質問しないんです。アメリカの大学に行っている人はどんどん質問する。キャリアフォーラムでは、質問しない人は、そこで終わり。面接も受けさせてもらえない。」

職試験ではプレゼンテーションもさせる企業も多い。「自分はNICにいた時から、プレゼンをなんどもやっているので、全然苦にならない。最近も環境学のプレゼンをやりました。カンペ使わずに。」

社会に出てからの違いもこういうところから出るのだろうか。

日本にいたら、それこそ文系の学部にしか行けなかったはず。ほんの少し、道を変えただけで、未来が大きく開けてくる。英語もそこそこで、国語も赤点だった彼の努力は、多くの人に希望を与えるに違いない。

Yasuaki Kaga