Internatioal relations国際関係学
About the international relations国際関係学系学部・学科について
国際問題を多角的に学び、国際平和を目指すべきかを議論する学問
国際関係学は、主に政治や経済の分野において、国と国との関係や紛争、外交問題について学ぶ分野です。
よって、ただ単純に国際的なことを学びたいが、政治経済には興味がないという人は避けた方がよい分野でもあります。
現代社会はすべての事柄で外交問題が絡んでいます。それは経済摩擦でもあり、政治的な対立でもあり、宗教的な対立であったりします。
国際関係学は、このような国際問題を多角的に学び、最終的には、いかに国際平和を目指すべきかを議論する学問です。
日本のような単一民族・文化の国(実際には異なるが)の中だけで生活していると、世界で起きている諸問題が、対岸の火事あるいは他人事に思うこともしばしばですが、アメリカやヨーロッパで生活すると、そのような国際問題が、まさに現実のものとして捉えることができるでしょう。
日本人が海外の大学で学ぶ意義は、日本人としての「アイデンティティ」を再認識した上で、国際問題を考えることができ、日本と諸外国との関係、日本が国際社会で貢献できることは何かを、深く考えられることです。
Career paths将来の職業・進路について
外資系企業では国際問題について理解のある人材が求められている
国際関係学を「直接」生かせる職業は、大学教員や国連職員、NGO職員など、それほど多くはありませんが、国内企業のみならず、多くの外資系企業・多国籍企業では、このような国際問題について理解のある人材が求められています。
NICの先輩も、国内外問わず、さまざまな分野で活躍しています。