リバプール大学University of Liverpool

リバプール大学(University of Liverpool)は、1881年に「ユニバーシティ・カレッジ・リバプール（University College Liverpool）」として設立されました。
1884年、「ビクトリア大学（Victoria University）」の一部となりました。
1903年、ロイヤルチャーター（勅許状）により、大学ステータスを獲得し独立しました。同時に、名称が現在のリバプール大学となりました。
リバプール大学は、20世紀初頭に英国の主要な産業都市に切離された「赤レンガ大学（Red brick university）」と呼ばれる大学です。

リバプール大学は、イギリス国内最高峰の研究型公立大学24校による構成団体である「ラッセル・グループ」の創設メンバーです。
また、北部イングランドの研究集約的な大学のパートナーシップである「N8 Research Partnership」のメンバーでもあります。
研究集約型大学であるリバプール大学は、130の外部の研究機関と提携しています。研究の81％は、世界をリードし、国際的にも優れていると評価されています。リバプール大学からは、これまでに、9人のノーベル賞受賞者を輩出しています。

リバプール大学は、世界的評価も高くタイムズ誌やQSの世界大学ランキングでは、TOP200に入いる名門大学です。
分野別では、獣医学の評価が高くQSの「QS World University Rankings by Subject 2021」の獣医科学分野で、2019年の9位からランクダウンしたものの、21位にランキングされております。英国内の大学ランキングであるComplete University Guideの「SUBJECT LEAGUE TABLE 2022」の獣医学分野では、TOP3にランキングされています。

リバプール大学の学部および大学院コースは400以上あり、研究に関連したカリキュラムを一流の専門家による教育による世界レベルの教育を学生に提供しております。
キャンパス内には、約22,000人以上の学生がいます。また、強力な留学生コミュニティが発達しており、7,700人以上の留学生がキャンパス内にいます。

リバプール大学のメインキャンパスは、リバプールの中心部にあります。
リバプールは、ビートルズやサッカープレミアリーグのリバプールFCとエバートンFCの本拠地として有名で、街には多くのギャラリーや美術館があります。アート、音楽、スポーツ、文化においては、世界的にも評価が高い都市といわれています。
リバプールは、マージーサイドと呼ばれイングランド北部に位置し、英国の各主要都市へは比較的交通の便が良好です。ロンドンまでは、2時間程度かかります。また、キャンパスからは、リバプールジョンレノン空港とマンチェスター空港の2つの国際空港が近くにあります。