Column

世界のリーダーから学ぶ
「ムーンショット」の創り方

あなたの将来を決めるのは
あなた自身の「選択」です。

「他人の人生ではなく、自分の人生を生きる」

NIC で学ぶことは単に「大学を選ぶ」ということではなく「自分の生き方を決める」ということです。

大学生活をどのように送るかであなたの人生は大きく変わります。

4年間の学び方は、あなたが想像する以上に人生にとても大きな影響を与えます。

「ほどほどに学んで、サークルなどで学生生活を楽しんだ後に、就活本を参考に就職活動する人生」になるのか、
「自分の可能性にトコトン挑戦することで、何事も自分の力で切り開く人生」を送るようになるかは、
あなたの決断にかかっています。

決して楽な道ではないけれど、なりたい自分に向かって努力しようと決断した時から
「自分の人生を生きる」ことが始まります。

NIC International College in Japan就職課長 目黒 貞一

目黒 貞一

未来を創る力"Making a Moonshot"

「Google(グーグル)やFacebook(フェイスブック)
Apple(アップル)、Microsoft(マイクロソフト)を見るといい。
それらは若い人間が始めている。テスラのようにね」

これはApple 創業者のスティーブ・ウォズニアックの言葉です。
私達の生活スタイルを一変させた、これらの大きな技術革新は全てアメリカ発祥のものですが、
このような革新的技術を“Moonshot (ムーン・ショット)”といいます。

常に新しい技術革新を生む進取の気質に満ちている国で、
高い志を持った仲間と共に学ぶことは、
皆さんの将来に大きなギフトをもたらします。

“Moonshot” という言葉は、「未来から逆算して立てられた、斬新な、困難だが実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な課題、挑戦」 を意味する用語として使われています。

これはアメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディが“ 我が国は目標の達成に全力を傾ける。1960年代が終わる前に、月面に人類を着陸させ、無事に地球に帰還させるという目標である。” とスピーチし、世界の夢をふくらませたことから使われるようになった言葉です。

JFケネディスピーチ

Circle of People自分を高められる環境を選ぶ

下記は内閣府が行った国際調査です。「朱に交われば赤くなる」ということわざがありますが、
「自己肯定感・意欲ともに低い仲間と学ぶ」のか、「高い壁があっても乗り越えようとする意欲の高い仲間と学ぶ」のか、
あなたはどちらの道を選択しますか?

海外大学で学ぶ場合は、海外の同世代と同じような意識と力、そして英語によるアカデミックスキルを身に付けることが必須となります。NICでは1年間でその力を身に付けたいという志を持った学生が学んでいます。

内閣府調査「今を生きる若者の意識~国際比較~」より

自己肯定感

諸外国と比べて、自己を肯定的に捉えている者の割合が低い。

アメリカ86.0%
イギリス83.1%
ドイツ80.9%
フランス82.7%
スウェーデン74.4%
韓国71.5%
日本45.8%

「次のことがらがあなた自身にどのくらいあてはまりますか。」との問いに対し、「私は、自分自身に満足している」に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計。

意 欲

諸外国と比べて、うまくいくかわからないことに対し意欲的に取り組むという意識が低く、つまらない、やる気が出ないと感じる若者が多い。

アメリカ79.3%
イギリス80.1%
ドイツ80.5%
フランス86.1%
スウェーデン66.0%
韓国71.2%
日本52.2%

「次のことがらがあなた自身にどのくらいあてはまりますか。」との問いに対し、「うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組む」に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計。

将来への希望

諸外国と比べて、自分の将来に明るい希望を持っていない。

アメリカ91.1%
イギリス89.8%
ドイツ82.4%
フランス83.3%
スウェーデン90.8%
韓国86.4%
日本61.6%

「あなたは、自分の将来について明るい希望を持っていますか。」との問いに対し、「希望がある」「どちらかといえば希望がある」と回答した者の合計。

あなたはどちらの仲間と学びますか?

自己肯定感・意欲ともに
低い仲間と学ぶ
日本の大学へ進学するのが
ベストでしょう

上記の調査結果から見ると、日本人の多い日本の大学で学ぶのがあなたに合っています。
自分の変化を求めず、「とりあえず大学進学」と思っているのであれば、日本の大学の方が良いかもしれません。

高い壁があっても乗り越えようとする
意欲の高い仲間と学ぶ
海外の大学へ進学するのが
ベストでしょう

上記の調査結果から見ると、海外の大学で学ぶのがあなたに合っています。
海外大学で学ぶ場合は、海外の同世代と同じような意識と力、そして英語によるアカデミックスキルを身に付けることが必須となります。NICでは1年間でその力を身に付けたいという志を持った学生が学んでいます。

「世界をフィールドに活躍したい」と望む方へ

ベネッセ教育開発センターの調査によると、世界をフィールドに活躍したい高校生は18.4%に過ぎず、さらに「リスクを冒しても常に高い目標にチャレンジする仕事をしたい。」という高校生も16.8%と極めて低い数字です。

この冊子を読まれたあなたは、海外大学進学に関心を持たれていることと思います。日本の大学ではなく海外大学で、高い目標にチャレンジするという生き方は極めて稀な少数派ですから、の表データが示すように周囲の理解が得られにくい方もいらっしゃることと思います。安易に「日本の大学に落ちたから海外に行きたい。」と考える方には、無理にNIC への進学を勧めることはできません。なぜならNICでの勉強はとてもハードだからです。その基準を下げることは出来ません。理由は1年後に世界基準の力を身につけて海外に巣立つからです。物事を成し遂げるには、一定の期間に集中して取り組む必要があります。NIC は本気でチャレンジしたい方が集う学校です。

「皆と同じ選択肢で大丈夫と思うこと」「チャレンジしないこと自体」が大きなリスクというという時代は、もうすでに到来しています。絶対に潰れないと思われていた金融機関が倒産・合併したり、日本を支えてきた超大手メーカーが海外資本に吸収されたり上場廃止の危機に陥るようなことが、既に現実として起こっています。一方でソフトバンクや楽天などの新しい企業が大きく業容を伸ばしています。皆と同じ道を、疑問を持ちながらも歩んでいる方は、一度立ち止まって、その道が本当に自分にとって正しい道か考えてみてはいかがでしょうか。

将来について思うこと
将来について思うこと

ベネッセ教育開発センター「高校データブック 2013 第3章高校生の意識 将来について思うこと」より

海外から見た日本の教育の現状

科学雑誌ネイチャーから日本への警告

科学雑誌ネイチャーで、日本の科学技術はこの10年で失速の道を辿っているにも関わらず、
大学研究への国の予算が削減されていることが特集されています。

下記はそのウェブページの一文です。

研究者として世界で活躍を目指している方は、この文章を読んでどう感じますか。
この現実を受け止めた大学選択があなたの将来を決めることになります。

Nature Index 2017 Japan

Japan’s status as a science superstar is vulnerable. Nature Index 2017 Japan reveals that although the country is still among the upper echelons of global research, its output has continued to slide. This issue examines Japan’s efforts to arrest the decline and return to form as an innovative nation. The government’s structural reforms designed to negate the effects of deep univvzersity funding cuts are a start, but their effect will take time and success is far from certain.

Nature: Nature Index 2017 Japanより

これからの日本「想像力」は夢への最短ルート

「同僚や上司が外国人」
これが当たり前の社会になります。

日頃のニュースでご覧いただいているように、日本は世界でも類のない高齢化社会に突入しています。下図の表が示す高齢化の進展は、労働人口の減少につながります。減少する労働人口に対し「1億総活躍社会」「人生100年時代」という言葉が出てきていますが、それだけでは日本の国力を維持することはできません。すでに企業は海外から優秀な人材を様々な方法で獲得しています。

ある就職情報会社によると、以前は日本からの海外留学生採用がメインだったキャリアフォーラムをはじめとする採用イベントも、海外から日本に来ている留学生を採用対象としている会社が増加していることや、アジアからの優秀な人材を獲得するために航空運賃や滞在費を負担して、現地学生と企業とのマッチングを行っているということです。外資系企業や先進的企業だけでなく、普通の会社でも同僚や上司が外国人という時代がすでに到来しているということです。

皆さんが大学を卒業し、社会に出るときにこの傾向が一段と進むことは想像に難くありません。つまり、皆さんは「自分は海外で働く-働かない」の意志にかかわらず、様々な国の人々と共に働くことが当たり前の時代に向かっています。

年齢区分別将来人口推計
将来について思うこと

内閣府「平成25年版 高齢社会白書 年齢区分別将来人口推計」より

特別な人になりたいですか?

夢を現実に変えるための6つのヒント

日本、世界で活躍するNIC生からのメッセージ

根田 れいみさん
#

人と比べない姿勢

根田 れいみさん

獣医師

イギリス国立ケンブリッジ大学 獣医学部卒業

NIC 第22期生

渡辺 元範さん
#

まだ何かあるんじゃないか?

渡辺 元範さん

イングランド・ プレミアリーグサッカー Watford Football Clubトレーナー

イギリス国立 サルフォード大学健康社会福祉学部スポーツリハビリテーション学科卒業

NIC 第14期生

上村 裕章さん
#

失敗しまくること!

上村 裕章さん

BEC 行動・教育コンサルティング® エグゼクティブデイレクター

ネバダ州立大学リノ校心理学部卒( 大学院進学課程)・人間発達&家庭学(副専攻)卒業カリフォルニア州パシフィック大学大学院 心理学部応用行動分析学科卒業

NIC 第10期生

堀田 智子さん
#

自分を生きること

堀田 智子さん

株式会社 結心 代表

イギリス国立ヨーク大学経営学部 IT&言語学科卒業

NIC 第14期生

上田 智樹さん
#

意志あるところに道あり!

上田 智樹さん

J-Workout 大阪スタジオ チームリーダー(NATA 公認アスレチックトレーナー)

カリフォルニア州立大学フレズノ校 運動生理学部アスレチックトレーニング学科卒業

NIC 第19期生

小林 紀代子さん
#

心も体も前へ!前へ!

小林 紀代子さん

東洋医学博士

サウスベイロ大学 東洋医学博士

NIC 第13期生

幸せのものさし

NIC30 年の歴史の中で、老若男女約1 万人が、NIC から世界に羽ばたいていきました。今では、世界中のあらゆる分野でNIC 卒業生が活躍し、各々のMission を胸に「特別な」人生を歩んでいます。

日本の社会では、“ 大学に進学すれば就職できる。” “ 良い大学に進学して、大企業に就職すれば幸せになれる。” と言う人がまだまだいます。もちろん、それも幸せの一つだと思います。しかし、その幸せが、「あなたの」幸せなのかどうかを、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。幸せのものさしは、人それぞれです。夢を見つけられない人、やりたいことを見つけられない人の多くが、他の人の幸せのものさしを「自分の」ものさしとして、取り違えているような気がします。

今回のBe Special に登場してくださった皆さんに共通していること、それは「自分の」幸せのものさしを持っているということです。

NIC での勉学や世界の大学に進学することは、「普通」のことではないかもしれません。そして彼らは、NIC に入学すると決めた瞬間から、「自分の」幸せのものさしを選択したのです。

  • 1年間で3000 時間以上向き合う勉学量
  • All English の本気の授業と一流の教授陣
  • 異なった夢を持ちながら、同じ目標に向かう同志たち
  • 正答のない問い、クリティカル・シンキング( 分析的思考) との出会い

「どのような人生をおくりたいか?」「 自分は何を学びたいのか?」「 自分のゴールはなんなのか?」 自分に何度も問いかけることで始めて、本当の自分の声が聞こえるのではないでしょうか。

大人になると、平均にして10万2410時間もの長い時間を、私たちは、「仕事」をして生涯を過ごします。あなたは、この時間をどのように過ごしたいですか?あなたの「幸せのものさし」を探してみませんか?