Dream or Never

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#2及川 ひとみさん

宮城県立仙台二華高校出身/NIC東京校第29期生

イギリス国立ポーツマス大学応用言語学部 在籍

University of PortsmouthBA in Applied Linguistics

胸を張って「楽しい」と
言える人生を。

約半年間のNIC-UK Foundation

高校3年生の春、行きたい学部や大学を見つけられず悩んでいた時に、全国の大学を紹介する冊子の中でNICを見つけた時の「ここだ!」と言う感動は今でも覚えています。それから家族や高校の先生を説得し、海外大学進学へ向けた日々が始まりました。

NICでは、予想をはるかに上回る勉強量が待っていましたが、自分と同じように、またそれ以上に大きな志を持つ友人たちと切磋琢磨する日々を過ごせました。今でも同期たちの頑張る姿は、住む場所が遠く離れていても、とても励みになっています。

NIC入学から1年後の4月に本課程を終えましたが、NIC-UK Foundationで約半年間が始まりました。本来なら、イギリスの大学に入るためには1年間のファウンデーションを現地で受けなければならないのですが、現在NIC東京校ではその1年間を半年に縮めたプログラムを受けることが出来ます。この半年間もハードなものではありますが、社会学やメディア学など幅広く学び、またIELTS対策の授業で自身の英語力をさらに伸ばすことが可能です。NICに入学するまで、英語が特別得意なわけではありませんでしたが、この一年半でかなり自分の英語に自信を持つことが出来ました。

Hitomi Oikawaさん

深く学ぶ

渡航後は、イギリスの大学の最大の特徴の一つである「深く学ぶ」という教育システムのもと、応用言語学部でフランス語、スペイン語、また英語を多面的な視点から学んでいます。英語教授法や法廷における英語など、難しくはありますが、なんとか頑張っています。

私の学部では、三年目に学んでいる言語の国々に半年から一年間の、留学かインターンシップが必須です。私はフランス語と英語を主言語として現在学んでいるので、フランスのリヨン第二大学で1年間留学する予定です。

サークル活動としては、Japanese Societyという日本に興味がある学生のためのサークルで一年間代表を務め、週に一度日本語を教えるなどの活動を通して、自分自身日本語を一つの言語として深く考える機会がありました。メンバーたちとはサークルとしての活動だけではなく、良い友人として楽しい時間を過ごしています。一年に一度、大学で行われるインターナショナルイベントでは、日本代表として浴衣を着、ブースに来てくれた人に折り紙に日本語で名前を書いてあげました。ポーツマスの市長にも、「良い催しだね」とお褒めの言葉をいただきました。学部の友人たちとは、いつもお互いの母国語を教え合ったり、お互いの課題をチェックしたりしています。日本語の授業を取っている学生も多くいるので、分からないところを教えて!とお願いされるのも日常茶飯事です。第三、第四言語を英語で学ぶ大変さもありますが、英語と比較しながら学べるので、とても充実しています。

Hitomi Oikawaさん

「英語を学ぶ」のではなく「英語で勉強する」

日本を飛び出して、海外で一人住み学ぶ日々は、もちろん楽しいことばかりではありませんが、日本にずっといたら出会えなかったような体験や、国籍も個性も様々な友人たちなど、たくさんの面白さに溢れています。自分の興味と「好き」を追うための努力をこれからも、し続けていきたいと思います。

「英語を学ぶ」ではなく、「英語で勉強する」という選択肢に出会い、その道を進んで来られている今、胸を張って楽しいと言うことが出来ます。

NICでの1年半は、間違いなく今までの人生で一番勉強し、寝る時間も少なかった期間でしたが、その分得たものが大きかったです。他とは少しだけ違う皆さんの選択を、私自身頑張りながら、応援しています。

Hitomi Oikawaさん

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