【在校生の声】新しい知識が増えていくのがとても楽しい

石井ひまり Himari Ishii

神奈川県立湘南高等学校出身
イギリス国立アベリストゥイス大学進学
Aberystwyth University – BA in Politics and Modern History

NIC入学前はいわゆる進学校の高校に通っていました。高校の途中までは海外進学は全く頭になく、日本の大学を受験するために勉強を頑張っていました。文武両道を目指すという校風だったので、ハンドボール部に所属して毎日練習をしながら、学校行事にも力を入れて取り組んでいました。

海外の大学生は日本の大学生よりも多く勉強する、それを知ったことで私は海外大学に興味を持ち始めました。さらに調べて、国際関係学を学びたいと思っていた私にとって、国際的な環境で目一杯学べるというのは最適なのでは、と考え始めていましたが、日本を出たこともない自分が直接進学するのは厳しいかもしれないと悩んでいた時に出会ったのがNICでした。ネイティブの先生方の授業を少人数のクラスで受けられる、また日本でアメリカの大学の単位が取得できる、という点に惹かれて入学したいと思うようになりました。NICを通して海外の大学に行きたい、と周りに伝えたときはじめに言われたのは、「もったいない」でした。私の高校はいわゆる進学校で、このまま行けば日本のトップ大学に入れるかもしれないのに、わざわざそんな冒険をしなくても…と。心配からの言葉とはわかっていましたが、それでもどうせ勉強するのなら、私は自分のやりたいことを全力でやり抜きたい、と思いこの道を選びました。後押しをしてくれた両親には感謝してもしきれません。

NICに入ってからは、周りのレベルの高さに落ち込むことも多くありました。しかし、これまでただテストのために勉強していた英語が、自分のものとして使えるようになっていくのを実感するのは楽しく、たくさんの課題に追われながらも頑張れています。授業中には日本語でも考えたことのないような幅広い話題、例えば地球温暖化や自分の将来について考えてディスカッションをする機会が多いため、新しい知識が増えていくのがとても楽しいです。

NICに入学してから、視野が広がったと思います。ネイティブの先生方はもちろん、NICの学生も年齢・性別・経歴・考え方まで本当に様々な人たちがいるため、授業中のディスカッションや授業外でも一緒に勉強したりする中で毎日新しい視点や考え方を学んでいます。

今後は、イギリスで近代史という観点から政治や国際関係を勉強したいと思っています。高校でも世界史を勉強しましたが、学ぶ国が変わればきっと見方も変わってくると思うので、新たな知識を得られるのではとワクワクしています。その後はあまり明確には決まっていませんが、もし機会があれば大学院に進学してより深く学びたいです。

読者へのメッセージ

このままでいいのかな、何かもっと別の道があるのではないか、この文章を読んでくださっているのはそんな風に少しでも考えたことがある皆さんだと思います。自分で決めたのであれば、日本の学校に行くというのももちろん素敵な生き方です。しかし、例えば他人に言われたからだとか、みんながそうするからと新たな可能性を捨ててしまうのは本当にもったいないと思います。NICを通じて海外大学に進学するというのは、普通の道でも楽な道でもありませんが、これまでとは全く違う世界を見せてくれるはずです。どんな道であれ、皆さんが後悔のない決断ができることを願っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次