【在校生の声】なんとなく、から、目標を持つ自分へ。
近藤 友揮 Tomoki Kondo
横浜翠嵐高等学校からNIC高校部3年次転入
カリフォルニア州立ディアブロバレーカレッジ進学
Diable Valley College
横浜翠嵐高校では学校の「東大を目指すのが正義だ」という校風が自分に合わず、勉強に熱を入れられませんでした。学校の勉強からどんどん遅れていき、学校にいくのも億劫になりしばらく不登校になったりもしました。また、片道2時間の週6通学によって生活リズムも崩れ、起立性調節障害も発症してしまいました。家ではずっとゲームをして学校では授業中寝るような毎日でした。
NICのことは、名前は挙げられませんが、起立性調節障害でお世話になっていた頭痛外来の先生におすすめしてもらいました。実際に説明会に参加してみたときに模擬授業を体験する機会があり、その時に授業を受けることの楽しさを久しぶりに感じることができ、心の中で「これだ!」ってなりました。
NICでは4時間半の授業とそれと同じくらいかかる毎日の宿題をこなしていました。授業ではプレゼンやスピーチ、リサーチペーパーを書いたりしていました。今はアカデミックというクラスで心理学や環境学、天文学を学んでいます。今までで一番楽しかった授業は動画づくりです。伝統的な地域を英語で紹介する動画をグループでつくるというもので、ぼくは箱根についての動画をつくりました。
NICに入学して一番変わったのは宿題をする習慣がついたことです。以前ぼくは全く宿題をしなかったのですが、家で鉛筆を握る習慣がついたことで、毎日宿題をこなし、忘れると罪悪感を覚えるようになりました。また、勉強することでテストでもいい点がとれるようになり、より自分のやる気が上がりました。
将来はIT関係のエンジニアになりたいと思っています。なぜなら今ぼくはプログラミングやエンジニアリング、アナリティクスに興味があるからです。しかし、ぼくはいろいろなことに興味を持つタイプなので、2、3年後には変わっているかもしれません。
読者へのメッセージ
今の環境に不満がある、学校になんとなく通っている、そんなあなたにNICをおすすめします。特に今、大学受験を目指しているものの何のために勉強しなくてはいけないのかわからなくなっている高校生のみんなに伝えたいことがあります。世界は思っているより広いです。自分の選択肢を高校の勧める大学や日本の大学に限定しないで、より広い世界で自分のやりたいことを探すことで勉強をする意味、将来の目標を見つけられると思います。