【在校生の声】頑張った分、報われるのがNIC

有光 和希 Kazuki Arimitsu
埼玉県立狭山清陵高等学校出身

オレゴン州立レーンカレッジ進学
Lane Community College -Business

NICに入学する学生の多くは高校生3年間で頑張ってきた人の集まりの一方、自分は授業中はずっと寝て、テスト期間以外は一切勉強しない生徒でした。留学には興味ありましたが、NICを見つける前までは自分の学力では到底不可能と思っていました。諦めていた自分は海外のYouTubeや留学生のYouTubeをみて雰囲気だけを楽しんでいました。野球ボールしか握ってこなかった人生で、鉛筆を握って勉強するのはなかなか難しいことでした。

そんな高校生活を送っていましたが高校2年の秋に進路について考えるようになりました。大学に行きたいのか働きたいのか、しかしやりたいことが全くない。それならとりあえず大学に行こうと大学調べをはじめましたが、名の知れた大学を見ても全く惹かれませんでした。そこでまず大学卒業したときに自分がどうなっていたいのかを考え、日本の大学で成長して卒業した自分が一切思い浮かびませんでした。そこでふと思い出すように、留学に憧れてた時期があったな、なら海外の大学だ!と思いつき、真剣に調べはじめました。英検3級しかもっていない自分が海外進学なんて難しいかと諦めかけたときにであったのがNICでした。説明会のとき英検3級から始めて、名門大学を卒業している学生のことを知り、なら自分も頑張ればできる、やろう!と決意し入学を決めました。

入学したてすぐは先生の言っていることがさっぱりわからず、なんの課題がでているのかもわからず毎日友達に聞いて必死についていく努力をしていました。しかし、少し慣れ余裕がでてきてからの生活は「ハードbut楽しい」でした。1年が経とうとしている今すごく実感しています。授業はディスカッションで自分が考えていることとクラスメイトが考えていることを出し合い、自分をオープンにできる機会になりました。ある先生の授業では雑談から始まりました。雑談ときくとどうでもいい話のように聞こえますが、全てが自分の知識を広げるきっかけになりました。

先生がなんとなく着てきたその日の服のブランドの話からはじまり、ファッション業界へと話が膨らみ、最終日には今日の課題はそのファッションについてのリスニングがでました。全く興味のなかった業界のことを知りつつも、本来の目的であるリスニング力の向上ができる授業内容でした。

さらにYouTubeの動画をつくり1000回再生するまで成績がつかないストイックな授業もありました。情報収集、撮影、編集、アップロード、宣伝まで自分たちで全て行い、なかなか大変な内容でしたが、達成感を感じる楽しい授業もありました。頑張った分に応じて成績がついてくるのがNICの特徴です。

NICに入学してからは2点成長したことがあります。1つ目は英語力です。高校で全く勉強してこなかった自分が毎日10時間以上の努力を重ね、1学期修了時にはGPA4.0をとることができました。入学前の自分には想像できなかった自分になり、ここまでNICで伸びるのかと自分でも驚きました。2つ目は積極性です。日本人の弱みとされるシャイを渡米前には打破しようと色々なことに挑戦しました。まずは学生会に入り、スポーツ大会やアウティングなど色々な学校行事の企画をしました。また今までの学生会にはなかったInstagramのアカウントを開設し、生徒目線の情報をたくさん発信してきました。さらに、NIC社交ダンス部のリーダーも務め全くの未経験者ながら先生の指導の下、イベントで披露できるまでまとめていきました。NICは英語力だけでなくこのような人間としてなにか成長できる場所だと実感しています。

今は、まずはアメリカの大学を卒業することを目標に頑張っています。将来的には自分で色々な事業を展開したいと考えています。そのうちのひとつは教育です。社会が急速に発展していく中、世界と比べた時の日本人の英語力の低さに問題を感じています。英語教育業界をさらに発展させ、次世代の若者に世界で活躍できるチャンスを与えたいです。さらに、貧しい国の子どもにも教育を受けられる機会を与えたいです。最終的には何らかのかたちでNICに貢献できるような大人になりたいです。

読者へのメッセージ

NICで1年間やっていくには過去の学力、生活は一切関係ないです。いかにこの1年間自分と戦い、乗り越えていく根性が大事だと思います。特に自分を変えたい!と思っている方にはすごくいい学校です。NICに入って後悔することはないと自分の経験からは断言できます。

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