Mizuki Kobayashiさん
高校2年生のとき、ハンガリーに留学をしている日本人の学生と偶然出会い、お話を聞く機会がありました。その人は留学がどれだけ楽しく、どれだけ大変かを教えてくれました。私は留学するにはまだまだ力が足りないと思い、その日の夜、私は母に英会話に行きたいと伝えました。すると、母はNICのサマースクールのパンフレットを見せてくれました。どういう授業なのかわからなかったので、すぐに体験授業を受けに大阪校に来ました。そこにいた生徒は、エネルギッシュで、大人っぽく、自分とほとんど年が離れてないようには思えませんでした。
そしてサマースクールを受けることにしました。思っていた通り、英語を話す時はとても緊張しました。私からすると、ネイティブの人と同じくらい話せるようなクラスメイトもいて、自分のレベルとクラスのレベルが合っていないように思いました。即興スピーチは特にひどく、まさに、今みたいに、皆が私の事を見てる、と意識してしまうと、もっと緊張して何が言いたかったのかも分からなくなってしまいました。サマープログラムはとてもハードな2週間でしたが、優しいクラスメイトのおかげでとても楽しめました。
進路を決める時、私はNICに行くか、日本の大学に行くか悩みました。同じように悩んだ人も中にはいると思います。学校の先生は、日本の大学に行っても英語を身につけて留学できる、と日本の大学を勧めてきました。しかしそれは本当に私がしたいことなのか?と考えました。
私がしたいことは英語を身につけるだけではなく、自分に自信を持ち、エネルギッシュになることです。そして、NICに入学しました。
ヘッドスタートのとき、私は入学式でスピーチをしませんかと聞かれました。先程にも言った通り、私は人前で英語を話すことにとても苦手意識を持っており、こんなに大勢の前でスピーチをしたこともありません。しかし、舘さん先生達がサポートしてくれると、no pain, no gain と言われるように、何事もチャレンジしないと何も得られません。
今日のためにできるだけの事をやってみようと思いました。私は舘さんにどれだけ本気?と聞かれて、100%ですと答えましたが、実際、現実味が全然なく、私の中では20%くらいでした。
入試試験、サマープログラム、ヘッドスタートを通して、尊敬できる友達がたくさんできました。私が質問するといつでも優しく教えてくれるし、勉強が大変な時でもがんばろー!って声をかけてくれます。みんなと一緒に勉強するのが楽しくて仕方ないです。友達がいなかったらこんなに大変な量の宿題に耐えられなかっただろうし、NICにも来ていませんでした。今の私がいるのは、友達のおかげでもあるし、もちろん両親のおかげでもあります。母は私の決断にいつも賛成してくれて、支えてくれます。私が私立の中高に通い、NICに来て、海外の大学に行けるのは両親が一生懸命働いて得たお金を私のために使ってくれるからです。いつも言わないので、この場を借りて伝えたいと思います。本当にいつもありがとうございます。とても感謝しています。
私は将来、建築やデザインを学びたいと考えています。もちろん不安もたくさんあります。しかし放課後、1人で勉強をしていた時、ダニー先生が私の前に座っていきなり「明るい未来があるよ」と言いました。海外で勉強すると決めることは勇気のいることですが、NICでたくさん学ぶことで、私達の未来がより明るくなると信じています。一緒にこのハードで貴重で特別な1年を楽しみましょう!
ご清聴ありがとうございました。