【在校生の声】毎分、毎秒が、大切だと感じるような授業。
丸山 凌空 Riku Maruyama
北海道立函館西高等学校出身
マルタ国立マルタ大学進学
University of Malta Certificate in Foundation Studies in Humanities
高校時代はメリハリのない、外から見たら、ただ毎日を何も考えずに過ごしてる生徒だったかもしれません。勉強もあまりせず、だらける日々。テスト前だとしても、ギリギリになるまで手を付けず、直前になって焦る、典型的なタイプの学生でした。ただし、人とは違う事をしたいと思いながら毎日を生きていました。気が乗るものには、すぐさま突っ込み挑戦するタイプで、自分の個性だけは殺さないよう、大事にして、友達も狭く深くという感じの学生でした。
そして、人と違うことがしたい、自分の個性を最大限活かしてみたいと思い、NICに進学しました。自分は単純に英語が好きで、これを言うとみんな、英語が出来ると言うが、そうではなく、学力は伴ってないが、英語が本当に好きで、さらにスポーツも大好きで、この2つを最大限生かせる場を模索した結果NICに辿り着きました。この決断はほんとに難しかったが、自分をまず信じてみることに決めました。そして何より、もう一度、沢山勉強するなら、ラストチャンスだなと思い、サマースクールの経験もあったのでここに決めました。高校時代、勉強せずの3年間で、そして、中学時代は勉強が楽しいと思えていたので、その感覚を取り戻したいと思ったので進学しました。
今は、毎分、毎秒が大切だと感じるような授業が続いています。初めの学期は右も左も分からず、ただひたすらにもがいて、2学期は自分にとってすごく苦しかったが、今学期は再び、楽しいと思えています。これに大きく関わってるのが、授業に臨む姿勢だと思います。今学期は最初の学期同様、積極的にまた手を上げれているので、授業を先生たちと、共に作ってる感じがします。そして楽しいと思える瞬間がまた増えてきました。グループでやってきた課題について、なにかする時は本当にいい時間だと思います。なぜなら、みんなが違う意見を持っているので、視野や、自分の中のアイデアが広がります。自分はプレゼンテーションが好きな取り組みです。時間は掛かるが、その分練習をすればするほど上手くなるし、確実に自分でスキル向上を感じられる取り組みだと思います。
NICに入学してからは、毎日を考えて生きるようになりました。頭の中で大まかな一日の流れや、時間を予測して動くようになりました。なので、今までより効率的に動けるようになったと思います。机に向かう時間も増えました。つまり、勉強や宿題をやるために時間を使うようになりました。それを表すかのように、スマホのスクリーンタイムの減少はその反映だったと思います。ゾーンに入るわけじゃないけど、1回集中出来れば、本当に宿題でさえ、楽しいと思えるようになり、今後の課題もその時にやるほどハマります。言わば、深いダンジョンにどんどん自分から潜っていく感じです。コミュニケーションも上手くなったような気がします。言語は違えど、自分から話す意識が付いているんだなと思います。
将来の夢は、まずは海外でスポーツを教えることです。これは自分の最低目標と夢。そして出来るならば、海外でコーチとしてハンドボールに携わりたいです。なぜなら自分が子供の時に、ハンドボールの楽しさを教え導いてくれたコーチを尊敬してて、そのコーチのようになりたい、さらに超えたいという想いがあるので、海外で教えたいです。特にヨーロッパではメジャーなスポーツで熱気なども違うので、そこに刺激をもらいつつ、自分なりのコーチングで選手を育てたいです。そしていつかは日本に帰り、この経験を活かして、日本でもハンドボールを盛り上げたい。そしてやるからには、代表活動に関わってみたいです。その傍ら、ランニングも趣味で続けていきたい。そして世界6大マラソンにも出場してみたいです。
読者へのメッセージ
挑戦することは、怖くて不安な事だけど、そのようなネガティブ思考は置いといて、モチベーションがあるならば、兎に角チャレンジして欲しい。一度足を踏み入れたら、刺激的で未知の出来事で溢れてる、そんな毎日が待っていますよ!そして、何かを思い悩む間もなく毎日が過ぎ去り気づいたら土日という1週間です。NICに来たらほんとに、1年があっという間だと思います。英語も、最初は難しくても、先生方が素晴らしいので、自分の言いたいことは汲み取ってくれますし、英語の耳も徐々に出来ますよ!さらに、自分はバイトにランニングと、大阪という素晴らしい街を堪能しつつ、忙しない日々を過ごしてるので、毎日があっという間です。疲れる日もあるけど楽しくて新しい発見がある日々ですよ!ぜひ、大阪だけではなく、遠方からも足を運んでみてください!最高の環境で、素晴らしい挑戦ができますよ!