【在校生の声】将来の目標に、一歩前進できた1年。
齋藤 李月 Ritsuki Saito
仙台市立仙台青陵中等教育学校 出身
ニューヨーク州立ロックランドカレッジ進学
Rockland Community College, AA in Humanities
私はもともと学問や芸術に興味があり、中高では国内での大学受験を念頭に置き勉強しながら、演劇部にも所属し、的を絞らず活動していました。理系ながら教育学を学びたく、リベラルアーツを実践している東京大学への進学を試みました。しかし、努力は実らず、大学受験の結果は不合格でした。いわゆる前期一本で出願していたため、不合格の通知が来た後に、これからの選択を考え直さざるを得なくなってしまいました。高校での学問は完全にやりきったという自負があったので、浪人は考えず、なにか新しい道を模索しようと思い立ち、NICのことを知ることに繋がります。
NICは、長期的に見た際に大きなメリットを持つ学校であると私は考えています。渡航に際しての諸手続きの支援や、卒業後の就職サポートなどは、留学エージェントなどと比べると非常に稀有であり、十分に検討する価値があると思ったことが入学のきっかけです。NICでは、実際に留学した際に必要不可欠なスキルを効率的かつ体系的に習得することができます。
日々の勉強量は、ことさら受験勉強を経験していない方にとっては信じがたい量になるかと存じますが、確固たる目標を持っているのであれば苦ではありません。海外留学を視野に入れたことで、日本における大学受験システムに今一度疑問を持つことに繋がり、私の将来の目標である教育改革へと一歩前進することができたように思います。