NIC第21期生、スイス・ホテルマネジメント・スクールで学ぶ箱崎 綾子さん(国分寺高等学校出身)より、ボラボラ島でのインターンシップの様子が届きました。
私は今、タヒチにあるボラボラ島のFOURSEASONSホテルのFRONT OFFICEにてインターンシップをしています。
南の島で働きたいという単純な思いからボラボラを選びましたが、行って早々、サイクロンにあい、最初に働く予定だったホテルはクローズ。1ヶ月内でイン ターン先のホテルを変えるか、日本に戻るかという選択を迫られることとなりました。
悩んだ末、やはりもう少し残って頑張ろうと、今働いてるFOURSEASONSの面接をうけました。
このとき、『自分は今後何があってもボラボラにのこったことに後悔はしない』と決めたので、その後、津波警報がきて高台に逃げた時も、フランス語(公用 語)がさっぱりわからなくてむなしくになった時も、ボラボラに充満している野良イヌに追いかけられても、帰ろうとは思いませんでした。
インターンシップは、勉強で学ぶよりも違った面で本当に毎日勉強になります。
FOURSEASONSの一人になれたことは、ラッキーとしかいえません。
お客様のほとんどは英語で接客しますし、私は時に日本人のお客様、ドイツ語での対応もでき、言語の大切さを改めて感じます。
一緒に働く人々も、フランスのジョージサンクという世界でも指に入るBESTHOTEL, FOURSEASONSの代表のホテルから来た人や、長年世界各国のFOURSEASONSで働いてきた人たちで、彼らのプロフェッショナリティを間近で 見れ、またとない経験です。彼らの背中をみながら自分にできることを毎日探しながらもがいています。
そして何よりボラボラのラグーン、綺麗な星空、そして温かい地元の人たち・・・、休みの日はダイビングをしたりして、過ごしています。
もしスイスで学ばなかったら、ここで働く機会もなかったと思うし、もしNICにいってなかったらSWISSにもいってなかったと思うし・・・と考えると
すべてが偶然なのか、必然なのか・・・
難しいことはよくわかりません。苦笑
でも、FOURSEASONSのSECOND PRESIDENTが私に言ってくれた言葉があります。
~いい娘にはいい人たちが集まってくるし、
一生懸命頑張っている人には、運も味方してくれるんだよ。~
その言葉は、とても自分を勇気づけてくれました。
彼女は、ドイツ人なんですけど、長年フランスのジョージサンクで働いてきました。
時には理想に敗れることもあったけれど、それでも彼女はまだホテルの信念を、理想を信じていると言いました。
私はとても感動して、世界には、大人になってもちゃんと目を開いていればキラキラしたものがたくさんあるんだと気づきました。
日本に戻るまであと3カ月、残りの時間を大切にしてすごしたいです。
NICで大切なことを教えてくれてありがとうございました。
夏休み、遊びに行きますね☆
MARURU、NANA(thank you and bye bye in tahitian)
綾子