世界屈指の生物or農業関連の研究設備を誇る名門校 、UC Davisで食品科学を学ぶ!- 人と違うことが”強み”になる。

明日香さん (あすか)

University of California, DavisBS in Food Science 在籍

NIC東京校 第31期生 / 北海道札幌北高等学校 出身

2023年6月 卒業予定

UC Davisでの奨学金パーティーにて。
目次

「医療」もしくは「食」に関わる職に就くことが、夢。

進学校に通ってはいたものの、”国公立大学や有名私立に入ることが第一主義”という生徒、先生の雰囲気が個人的にあまり好きではありませんでした。将来は医療もしくは食に関わる職につきたいという思いがありましたが、日本の大学では入学時に学部を決めなくてはいけないことや、仮に難関大学に入学しても専攻が自分の意志とは関係なく決まってしまうことも知り、日本の大学に対してマイナスな気持ちでいました。

それまで国際基督教大学への受験も考えましたが、自分のやりたい学部がないことや理系分野では私が望む教育が受けられないと感じ路頭に迷っていました。

高校三年生の10月、周囲がセンター試験への勉強を加速させるなか、私は進路が全く決まらず、担任の先生と進路指導の先生に呼び出されました。

それまでNICの存在は知っていたものの、あまり明確なイメージがなく進学は考えていませんでした。進路指導の先生に呼び出され、「あなたはこの国にとどまっている人間ではない、この二つから今選びなさい。」とNICの募集要項と台湾留学のパンフレットを手渡され、私はNICを選びました。

当時はその出来事について、私は日本という文化と国に受け入れられていないんだなと悲しい気持ちになりましたが、今となっては、あの出来事がなければ今の生活は楽しく送れていないと思います。

ハードbut楽しい NIC生活

金曜日の夜はできるだけクラスのみんなと出かけるように心がけました。その思い出が多いです。クラスを飛び級できたときは、一学期目の努力が報われた気持ちがしました。2、3学期目に出会った仲間はとても向上心があって、一緒に勉強していてとても楽しかった思い出があります。NICが終わって、その時のクラスメイト9人全員とディズニーランドに行ったときはとても楽しかったです。

努力が報われる瞬間

とにかく、勉強勉強勉強の毎日ですが、今UC Davisに来てからは友達と買い物に行ったり一緒に勉強したり、友達や自分と気が合う人と時間を過ごせています。コミカレ時代の友人、ルームメイトとは今も頻繁に連絡を取っていて、この夏アメリカ各地の4年生大学に編入した友達がLAに集まって旅行した時は、とても感慨深かったです。

留学して最初は、英語ができなくて苦労することが本当に多かったと思います。NICでは基本的な英語表現について勉強しますが、私が履修しなくてはいけなかった理系の授業では、私の知らない単語がたくさん出てきたり、計算式が書けてもそれを人に伝えるのに読むことができませんでした。先生の話をよく聞いて単語や表現をメモしたり、伝わらなくても友達や教授に説明するように何度もチャレンジしました。

その結果、化学のチューター(大学内での、在籍大学生に学習助言や教授の補佐をする役割)になるように教授に頼まれました。その時は、努力が報われたという達成感と自分の努力の仕方が間違っていなかったと思えました。

みんなと違うから、楽しい。

これからは、アメリカの食品会社で就職して、自分が大学で学んできたことを思う存分生かしていきたいです。アメリカで働いて、生活し続けることが今の目標です。

私はNICに入学した時は全く想像できませんでしたが、今となっては将来世界中に散らばり、それぞれの場所で活躍するキラキラした仲間に出会うことができました。私が今一番幸せだと感じるのは、別々の目標に”一緒に”向かう仲間に出会えたことです。

目標が別々でも悩みを話し合ったり、成功や過程を喜び合ったり、一緒に高め合える仲間に出会えた場所がNICでした。もしかしたら、高校時代の私のように周りの人と違うことに苦しんでいる方がいるかもしれません。でも、私は自分のアクションでそんな環境を変えることができると思います。”人と違うことが強みになる”、”みんなと違うから楽しい”、そんな生活を掴みめるきっかけはきっとあると思います。

【NICとはどんなところ?】→こちらをクリック☆ NIC International College in Japan 

*University of California, Davis カリフォルニア大学デービス校

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