髙石 愛華さん (たかいし まなか)
University of Birmingham BSc International Business
NIC東京校 第35期生 / NIC高校部3年生 神奈川県・桐光学園高校より3年次転入
趣味: 映画鑑賞、音楽、テニス
神奈川県出身の高石さんは、県内屈指の超進学校からNIC高校部3年次転入しました。NIC修了後、NIC International Foundation Programmeから、イギリスの大学に直接進学し(2023年9月)、国際ビジネスを学ぶ予定です。
コロナにより、やる気が落ちていた高校生活
中学時にはテニスを部活でしていて、毎日とても忙しく勉強との両立を目指して朝早くに学校に行き課題や試験勉強をしていました。高校に入る時点から始まっていたコロナウイルスによる学校閉鎖や様々な制限によって、勉強も他の面でもやる気が落ちていき、最低限のことしかしていませんでした。特にこの時期には、洋画を見たり洋楽をよく聞いていて勉強など後回しにしているような生活を送っていました。
交換留学ではなく、海外の大学を卒業してみたい!
私は元々英語は全くわからず苦手、嫌いな方でしたが、音楽好きだった私は洋楽を通して英語という言語に興味を持つようになり、次第に好きになってゆきました。その頃から留学に行きたいと思うようになり、高校1年の時にはオーストラリアに短期で留学予定でしたが、コロナの影響で中止になってしまった為、とても残念な思いをしました。
周りの友達が日本の大学を調べている頃、私はどこの大学にも興味を持てず、更には大学に進学する必要性が無いとまで思っていました。その中で、交換留学ではなく、海外の大学を卒業してみたいと思い、実現する方法を考えました。私にはNICを卒業して、イギリスの大学に進学した従兄弟がいます。その従兄弟のイギリスでの生活や学ぶ姿に憧れを抱き、私も同じ道を進んでみようと思うようになりました。NICに来るまでの過程で親や高校の先生と話し合う機会が何度かあり、あと一年で卒業なのに勿体無い、日本の大学からの短期留学でも良いのでないかなどの反対意見に対し説得する必要がありました。私は高校生活の残り1年を有意義に使い他の友達と同じ時期にイギリスの大学に進学したいという思いの方が強く、その想いを伝えると応援してくれました。今ではその時自分を信じ、想いを伝えられて良かったという気持ちとそんな私を暖かく応援してくれる家族や友達、そして先生に感謝しています。
人生で初めての”Timed Writing”
日本の学校との一番大きな授業スタイルの違いはパートナーまたはグループで話す時間が多いことです。自分の意見を伝える、またお互いに教え合うことがとても多いと感じました。もちろんリーディングや文法も学びますが、私にとってスピーキングとライティングについて授業で学ぶことがとても自分のためになっていると感じます。
スピーキングは日常会話でも、アカデミックな内容でも自分を表現・主張するのに不可欠で、話せば話す程上達する実感があります。また、私の苦手なライティングは特に30分という限られた時間で書く、Timed Writingが楽しいと感じます。初めて書いたときは文の内容はとても薄く、わかりずらいもので、最後まで書き終える事もできませんでした。最近では、大体安定して、少しずつ良い内容のエッセイを書き終える事ができるようになりました。
具体的なプランや目標を立てて行動する事が苦手だった私が、今では、毎日の課題や頻繁にあるテストのお陰で、常に目標やモチベーションを持ち、取り組むことができていると思います。また、今まで会ったことのないような、個性豊かなクラスメイトに出会え刺激を貰うと共に、NICのOB の方のお話を聞ける機会が有った事で、自分の興味の幅も広がり、どの分野、学部に進みたいかよくわかりました。この経験を通して物事の見方が変わり、人脈も広がったと思います。
起業をして、人に影響を与えたい
将来はまだ明確に決まっていないのですが、ビジネスを通して様々な人と関わり、色々な世界の場所を周りたいです。また目標としては、起業をして人に影響を与えられるような人になりたいと思っています。
もし、少しでも海外に興味があって、迷っていたり悩んでいたりしているなら、実際に小さいことからでもまずは行動に移してみると、一歩ずつ進んでいくと思います。NICに来て同じような思いを持つ仲間と学んで、良い刺激を受けてください!