亀田 陽菜さん (かめだ ひな)
University of MaltaBA in Psychology and Sociology
NIC東京校 第35期生 / 埼玉県立所沢高校
趣味: 漫画を読むこと、アニメを見ること、家でゆっくりすること
埼玉県出身の亀田さんは、マルタ大学に進学し(2023年9月)、心理学と社会学を学ぶ予定です。
リーダーシップを学んだ高校時代
私の高校では制服、校則がなく自由な校風だったこともあり、比較的やりたいことをやりたいと言える環境でした。私は高校時代、主に部活と体育祭でリーダーシップを取り、意欲的にイベントなどに参加していました。部員数が100人を超えるギター部で指揮者をしたり、長い歴史を持つ体育祭をコロナ禍で成功させたことは、とても大変でしたが、リーダーシップの基礎を学んだと実感しています。
始まりは、Instagram
小さい頃から、海外留学をすることが夢でした。将来の自分を想像するとき、日本ではなく海外にいる自分をいつも考えていたように思います。高校卒業後の進路を決める際に、日本の大学に入ってから交換留学するか、高校からそのまま正規留学するかで悩んでいました。日本の大学の交換留学は長くても1年間で、私にとっては短か過ぎると感じていました。また、高校時の英語力では、4年間を通して話せるようになったとしても、いい成績を取り、ネイティブと同じように活躍するのは難しいのではと悩んでいました。そんな時、NICをInstagramで知りました。”本気の留学”と書かれているのを見て、「ここに行く!」と自分の中で即決しました。
両親は私が一度決めたら、よほどのことがないと曲げないと分かっているので、私の話を聞いてすぐに応援してくれました。私の高校は、ほとんどの人が日本の大学に進学するので、何人かの先生にはNICに行くことを反対されました。しかし、「私の人生だ!!」と強く思い、先生たちの意見も参考にしながら、決して意見を変えることはありませんでした。NICに入学し、あの頃の英語力じゃ絶対に自分が思い浮かべる大学生活は、海外では送れなかっただろうなと思っています。自分の直感を信じてよかったです。
やりがいを感じる、NICの授業
NICの授業では、Writing(英語でエッセイなどを書く授業)とPresentation(プレゼンテーションの授業)が特に楽しいです。WritingもPresentationも自分の意見を、いかにわかりやすく伝えるかというもので、私の学びたい分野ともマッチしていて、やりがいを感じます。
どちらも準備は大変ですが、「こうした方がいいかな?」と考える時間は楽しいです。また、NIC入学後、アカデミックな英語力が足りていないんだなと気づいたので、授業中のディスカッションはもちろんのこと、先生や友達との雑談からも「吸収できるものは全てしよう!」という気持ちでいるようにしています。また、NICではOBやOGの先輩がお話してくださる機会がたくさんあるので、そういったチャンスも逃さないように心がけています。
集中するときは集中する。休むときは休む。
NIC生にとっては当たり前のことかもしれませんが、高校時代と比べ、圧倒的に勉強する時間が増えました。加えて、毎日の課題はもちろん、提出期限が少し後に設定されているものに関しても、「これくらいの量なら、何曜日に始めれば余裕を持って終わらせられるな」というように、スケジュールを立てて勉強することも当たり前になりました。
また、私はこの1年だけを乗り切ればいいというふうには考えておらず、これからの海外大学生活でも継続して勉強を続けていくのが大事だと思っているので、100%体力を使って疲れ切ってしまわないように気をつけて生活しています。タイムマネージメントを常に意識して、集中するときは集中する、休むときは休むのが私には合っているということを、NIC生活で気が付くことができたのがよかったと思います。
人を笑顔にする仕事で活躍する
私はマルタ大学でPsychology(心理学) と Sociology(社会学)を勉強する予定です。個人について学ぶPsychologyと、社会の中での集団や個人について学ぶSociologyを学ぶことで、人と人との関わり合いをとことん学びたいと思っています。
将来は「この仕事に就きたい」という明確な目標は今はありませんが、人の笑顔を見るのが大好きなので、誰かを笑顔にできるような職業につきたいです。私が学ぶ学問は、どのフィールドでも活かせると思っています。4年間大学の勉強だけでなく、現地や他のヨーロッパの国の文化も学んで、自分のやりたい仕事を見つけたいです。
いつか来るチャンスを逃さないように、できることからひとつずつ!
私が一番言いたいのは、「チャンスを逃さないでください! 」ということです。NIC進学、海外進学を考える中で、さまざまな壁があると思います。私にとっては成績と費用でした。高校での成績が理由で、進学先の大学を決める際は、自分の選択肢を狭めてしまったと後悔しました。
高校の成績が必要だったマルタ大学への進学は、ほぼ諦めていましたが、NICで頑張って勉強したおかげで、NICの成績を認めていただけることになり、進学のチャンスができました。また、NICでも進学先でも、成績と努力を認められれば奨学金をいただける可能性があります。私は、頑張っていればいつか必ずチャンスはやってくると思っています。
そして、私が頑張れるのは、私の夢をいちばん応援してくれる両親や、支えてくれる友達、教授方やスタッフの方々の協力のおかげです。皆さんも大きな壁にぶつかったときは、いつか来るチャンスを逃さないように、できることからひとつずつ、自分のペースで頑張ってください!私も頑張ります!