海老澤 賢斉さん (えびさわ よしなお )
Maynooth UniversityBSc in Electronic Engineering
NIC東京校 第35期生 / 都立小金井北高校
ニックネーム: えび、よし、えびちゃん 趣味: スポーツ(卓球/バトミントン/バスケットボール)、散歩、旅行、電車に乗ること、動物鑑賞(ハリネズミ/ペンギン/猫)
東京都出身の海老澤さんは、アイルランドの大学に進学し(2023年9月)、電子工学を学ぶ予定です。
とにかく自分の好きなことしかしていなかった、学生時代。
高校時代は、とにかく自分の好きなことを沢山していました。バイトや絵を描いて貯めたお金で、電車に乗ったり、好きな動物と触れ合ったり、友達と遊んだりなど、とにかく自分がやりたいと思ったことを実行してました。
学校生活においても同じでした。高校のプロジェクトで、英語のパンフレットを作成する時も、自ら進んで参加していましたし、趣味で絵を描いていたことから、パンフレットの表紙にも選ばれました。また、部活では美術部に所属していて、自分の好きな絵を沢山描きました。
先輩といることが本当に楽しく、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。故に部活のために学校に行っていたと言っても過言ではないです。勉強面については波がありました。高校は近所にあった高校に進学しましたが、苦手だった国語と英語は落ちこぼれでした。好きな教科だった社会科、特に地理と日本史はテストでも高得点を取るなど、勉強を極めていましたが、苦手な科目については赤点回避をするための勉強しかしていませんでした。結論としては、好きなことばかりしていた学生時代です。
順位が下から一桁だった、英語への克服
英語と国語は苦手科目でしたが、読書の習慣があったため、国語はある程度克服が出来ました。しかし、英語はとても苦手で、学校のテストも、全統模試も良い成績が取れず、英語の最高偏差値も50くらいでした。故に学内順位も英語に関してはいつも下から一桁でした。それでも、私は海外で学びたい、日本よりも最先端の教育をしているところで学びたいという気持ちがありました。
学校の先生や周囲の人からは驚かれ、英語力が凡人な人は留学できないなどと言われて、諦めそうになった時もありました。そんなとき、パンフレットで偶然見つけたのがNICでした。英語の勉強だけにフォーカスができ、また、横の繋がりだけでなく、縦との繋がりもできると聞き、NICなら自分の苦手な英語もかなり伸びるのではないかと思い、入学しました。
文系理系偏りなく学べるNICの教育
勉強すればするほど英語力もつき、テストの点数も確実に数字に現れるほど成長出来ています。授業では4技能と思考力をフル活動させるので、とても大変ですが、できる限りポジティブになって勉強しています。
特にどの授業でも最初の10分くらいはフリートークの時間があるのですが、そこで自分のシェアしたいことや、クラスメートや先生たちの面白いことを聞けるので、とても楽しいです。授業内容も各トピックから色々な知識を得ることが出来るので、ただ教科書を読むだけではなく、自分の知らなかったことを知ることができます。また、日本の多くの高校では文系理系と分かれて学習することが多いですが、NICではそのような隔たりある学習はしないので、とても満足しています。
Writing(英語で書く)とSpeaking(英語で話す)を、より深めたい!
高校生の時に比べると、格段に英語力は伸びていると思います。大学受験のためにReading(英語で読む)とListening(英語で聞く)は勉強していたので、ものすごく苦労したということはありませんが、Writing(英語で書く)とSpeaking(英語で話す)に関してはとても苦労しました。
クラスメイトは自分より成長スピードが早く、入学して数ヶ月で結構英語で話せていたので、悔しいときも多々ありましたが、半年も経つと、私もクラスメイトと同じくらい話せるようになりました。単語は知っているのに、SpeakingやWritingで使えないということが沢山あるので、まだまだ成長していきたいと思っています。
自分の好きなことを全部やり遂げる!
現在の目先の目標は、海外の大学に入学することが1番ですが、その先は自分が好きなことが出来るくらい大学で学び、お金を稼いで、子供たちに勉強を教える活動をしたいなと考えています。現在もボランティア活動をしていますが、さらに海外でも広く活動していきたいです。
また、鉄道とペンギンが昔からとても好きなので、システム的な観点から鉄道業界やペンギンの何かしらに関わりたいなと考えています。最終的な人生の目標は、自分の寿命が来るまでに、自分の好きなことを全部やり遂げることです。
たくさんの可能性を秘めた、留学という進路選択
留学という選択肢は進路選択のなかの1つでしかありませんが、世界は日本より広いので、留学は可能性をとても秘めているものだと思います。実際、私は高校で文系のコースに在籍していましたが、進学先の学部は高校時代に夢も見なかった工学系の学部に進学します。
そして、留学する上で1つのなにかに縛られることなく、柔軟に対応していくことが必要だと思います。英語力に自信がある人もない人も、NICに入学することによって、学問的な観点だけでなく、あらゆる観点で学び、成長できると思います。